以前、GPTとオリキャラについて延々と話していたとき、
こんな考え方を説明されたことがあります。
キャラクターの人格構造をきちんと作れば、
その時点でストーリーの方向性はかなり決まる。
当時はGPTが会話の途中で勝手に語り始めたので、
正直、ハルシネーションの一種かと思っていました。
でも、あとから調べてみると、
どうやら完全な新説というわけではないようです。
物語論には昔から、
過去の傷が現在の人格を作る。
キャラクターは、そこから何らかの信念を持つ。
その信念によって行動する。
しかし物語の中で、その信念が通用しない状況に直面する。
そして認識を更新することで、キャラクターが変化する。
という考え方があります。
John Trubyの「Ghost」、
K.M. Weilandの「Lie」、
Lisa Cronの「Misbelief」など、
用語は違ってもかなり近い考え方だそうです。
心理学にも、
過去の経験
↓
自分や世界についての認識
↓
現在の思考や行動
という似た構造があります。
認知行動療法やスキーマ療法などでも、
人間が過去の経験から一定の世界観や信念を作り、
それを通して現在の出来事を解釈する、というモデルが使われています。
当時GPTが説明していたのは、
こうした既存のキャラクターアーク論や心理学的な考え方を、
「深層・中層・表層」
という3つに整理したものだったのだと思います。
自分には、この説明がものすごく使いやすかった。